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オジギソウ(お辞儀草)

「おじぎそう」は不思議な草です。細長い羽状の葉に触ると、そっと葉が閉じます。幼い頃オジギソウ(お辞儀草)に触って遊んだことを思い出し、鉢植えを購入しました。

オジギソウ(お辞儀草)の画像 オジギソウ(お辞儀草)は葉が閉じた後、葉柄が垂れ下がり「おじぎ」をしているように見えるので、「おじぎそう」と命名されました。漢字では「御辞儀草」「含羞草」と表記され、中国では、葉が垂れる様子から「羞恥草」と呼ばれています。又、日が落ち、暗くなると葉を閉じる習性があり「ねむりぐさ」とも呼ばれます。

オジギソウ(お辞儀草)の画像 この、夜に葉が閉じる習性を「就眠運動」と云います。おじぎそうの他に、就眠運動を持つ植物は、同じマメ科の「ねむのき」があります。ねむのきは「合歓木」と表記され、おじぎそうと同じマメ科の落葉高木です。

■右写真
霧吹きで水を噴きかけ刺激を与え、おじぎしてしまった「おじぎそう」

オジギソウ(お辞儀草)の生態

オジギソウ(お辞儀草)の画像 おじぎそうは、ブラジル原産のマメ科の小低木です。高さ1メートル弱ですが、葉の軸・茎に棘(とげ)があるので注意が必要です。おじぎそうが日本に渡来したのは、江戸時代末期(1800年時代後半)と云われています。

■右写真
刺激を与え、おじぎしてしまった「おじぎそう」の回復する様子を観察しましょう。開始時刻は、3時丁度。

オジギソウ(お辞儀草)の画像 オジギソウ(お辞儀草)の画像 この、おじぎそうの花は、桃色の小さな花が集まった球(ボール)状で、夏に咲く事から、夏の季語として俳句などにも親しまれています。

■右写真
3分〜5分程度経過しました。

オジギソウ(お辞儀草)の画像 オジギソウ(お辞儀草)の画像 おじぎそうは「春蒔(ま)き」5月に種を蒔き、夏に花が咲き、秋から冬に種子(たね)を残して枯れる一年草です。原産国がブラジルの耐寒性がないおじぎそうは、日本の寒さに弱く、一年草として愛好されます。

■右写真
10分〜12分程度経過しました。かなり回復。

オジギソウ(お辞儀草)の画像 オジギソウ(お辞儀草)の画像 おじぎそうは、お日様が大好きです。十分な日当たりと水はけの良い環境が最適です。水は、土の表面が乾いたら(底穴から出てくるまで)与えます。肥料は、特に必要としません。肥料過多は、葉の茂げが増し、花付きに良くありません。種子の採り時は、花が枯れて出来る「さや」が茶色になり、十分にさやを乾かし「たね」を来春まで、大切に保存します。

■右写真
15分〜18分程度経過しました。相当に回復。

オジギソウ(お辞儀草)の画像 ■右写真
3時20分ほぼ回復しました。

夕暮れのオジギソウ(お辞儀草)の生態

夕暮れのオジギソウ(お辞儀草)の画像 オジギソウ(お辞儀草)の、夜に葉が閉じる習性「就眠運動」を観察しましょう。 8月の上旬の5時12分。すでに、寝ている感じがあります。

夕暮れのオジギソウ(お辞儀草)の画像 5時30分。左が寝つきが良さそうですね。

夕暮れのオジギソウ(お辞儀草)の画像 右側のアップ。シーサー君も眠い雰囲気。

夕暮れのオジギソウ(お辞儀草)の画像 5時32分。寝ました。いびきかいています(笑)

10月のオジギソウ

10月のオジギソウ(お辞儀草)の画像 10月上旬の日光を浴びているオジギソウ。夏に比べ相当葉が少なくなっています。おおウッドデッキになっている!

10月のオジギソウ(お辞儀草)の画像 真上から見ています。上と同じ時期。

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