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ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)はタデ科の常緑多年草。 明治時代中期に岩石を配した庭園、ロックガーデン用に渡来した帰化植物です。現在では野生化し、都市部を中心としたコンクリートの隙間に見かけます。
■ヒメツルソバ
別名:カンイイタドリ・ポリゴナム・カビタツム
属性:タデ科イヌタデ属
花期:5月〜11月
原産:ヒマラヤ
備考:明治時代に渡来
撮影: 秋 東京都中央区隅田川近辺
ヒメツルソバの名は、小型のツルソバ(蔓蕎麦)を意味している。ヒメ(姫)は接頭語で、小さくてかわいらしいものを表し、ツルソバはタデ科の多年性蔓草です。
ヒメツルソバの茎が立ち上がらず横に這うように広がる匍匐(ほふく)茎は、非常に丈夫です。匍匐茎節が地面に接すると根をおろし、むき出しの地面をカーペットのように覆う。日当たりの良いグラウンドカバー、ロックガーデンに利用されます。
ヒメツルソバの草丈は5〜20センチ。葉は楕円形で、タデ科特有の深紫色のV字型模様があり、秋になると紅く紅葉し草紅葉(くさもみじ)になる。 又、小さな花が集まった球状形、金平糖のような花径は1センチ、花茎は2〜3センチ。花色は咲き始めは白色ですが、徐々に桃色に変わる。
ヒメツルソバは園芸種もある。野外に自生する鑑賞価値のある山野草として人気があります。山野草は小柄で花が美しく派手でないものが好まれます。ヒメツルソバは、まさに山野草そのものですね。
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