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ピラカンサはバラ科の常緑低木。トキワサンザシ属の総称であり、秋から冬の美しい果実を鑑賞をし、楽しむ。
ピラカンサ属は原産国に6種分布される。日本では観賞用帰化植物としてトキワサンザシ、タチバナモドキ、カザンテマリなどがあり、総称してピラカンサと呼んでいる。
■ピラカンサ
別名:トキワサンザシ、タチバナモドキ、カザンデマリ
属性:バラ科キワサンザシ属
花期:5月〜6月、果実は10月〜2月
原産:中国
備考:昭和初期に渡来
撮影: 秋 東京都中央区隅田川近辺
トキワサンザシは南ヨーロッパ、アジア西部原産で、明治時代中期に渡来した。樹高は2〜3メートルで、短枝に棘がある。花期は4〜5月、花色は白色。秋が深まる頃に鮮紅色の果実が付き、翌早春まで鑑賞出来る。一般にピラカンサと呼ばれる種。
ピラカンサスは花を楽しむより、秋に沢山つける赤と黄色の実を楽しむ。花は白色です。
カザンデマリはヒマラヤ、中国西部原産で昭和初年に渡来した。別名ヒマラヤピラカンサ、インドトキワサンザシ。常緑大低木で、短枝に棘がある。花期は5〜6月、花色は白色。果実は紅色と橙色があり、トキワザンザシより紅い色をしている。
タチバナモドキは中国西南部原産で明治時代中期に渡来した。タチバナモドキは、別名ホソバノトキワサンザシ。花期は4〜5月、花色は白色、果実は朱色と橙色。タチバナモドキの名は、果実の橙色を橘(タチバナの果実はみかん)に由来している。
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