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ノースポール(北極)はキク科の半耐寒性多年草。
花の名は花色が白く、花付きが良く株全体が真っ白に覆われている姿が北極を思わせる事に由来しています。ノースポールはサカタのタネの商品名であるが、農林水産省の種苗登録(しゅぼうとうろく)に登録されていないので花名として定着した。
■ノースポール
別名:クリサンセマムパルードサム、クリサンマイム
属性:キク科フランスギク属
花期:12月〜翌6月
原産:北アフリカ・アルジェリア、ヨーロッパ
備考:昭和45年に観賞用として渡来。
撮影: 冬 東京都中央区隅田川近辺
ノースポールの草丈は20〜30センチ。花茎は細かく枝分かれし、葉形はやや細長く細かい切れ込みがあります。
花弁は舌状花の花径3〜4センチ。花色は白一色。マーガレットを矮小化したような花姿です。
白色のノースポールを鮮やかな黄色にした花をクリサンセマムムルチコーレと称します。
最近までノースポールと同種とされていたが、現在ではムルチコーレはクリサンセマム属からコリオステフス属に変わり花名もコリオステフスミニコスとなった。がしかし、旧名のムルチコーレと称されることが多い。
花壇などでよく見かけられるノースポールは、枯れた花柄をこまめに摘み取ると株の消耗が抑えられ、長期間楽しむことが出来ます。
又、花が一通り咲き終わった後で、花径を半分位に刈り込むと再び、きれいな白色の花を咲かせます。
ノースポールの学名クリサンセマムの名は、クリサンセマムはキク属の、パルードサムは沼の、沼地性のと云う意味である。キク属のクリサンセマムはギリシャ語の黄金色の花が語源となっている。
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