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チロリアンランプはアオイ科の半耐寒性つる性低木。アブチロン属の中でも耐寒性があり、越冬し易い常緑低木です。 和名の浮釣木は、魚釣りの浮(うき)のように見える事に由来している。
■チロリアンランプ
別名:浮釣木(ウキツリボク)雪中花(セッチュウカ)ブチロンメガポタミカム、キングベル、フラワリングメイプル
属性:アオイ科アブチロン属
花期:5〜11月、四季咲き性、多花性
原産:南米、ブラジル、熱帯〜亜熱帯
備考:明治12年頃、観賞用として渡来
撮影: 冬 東京都文京区神楽坂近辺
チロリアンランプの草丈は50〜300センチ。葉形は長被針形で縁に粗い鋸歯がある。
茎は細く下に垂れている。花芽は葉の付け根の部分から生じる。
5枚の花弁は鐘状で下向きに垂れ、釣り下がる。花色の紅色はガクであり、ガクの間から覗いている花弁は黄色。
1年夏に話題となった緑のカーテンは、朝顔、ゴーヤ、フウセンカズラなどのつる性植物が活躍した。
チロリアンランプを緑のカーテンにしていたお宅も見かけました。挿し木で簡単に殖やせる事から、トレリス(格子垣)やフェンスで、見かけるようになることでしょう。楽しみですね。
上2枚の画像と下2枚の画像は異なるチロリアンランプです。下がまた蕾の生長が遅い状態です。
チロリアンランプと同種のアブチロン属に、斑入りの葉の品種ヴァリエガツムがあります。葉に薄黄色や白色の斑が入り、黄斑(キフ)アブチロンと称されます。
又、猩猩花(ショウジョウカ)、アブチロンピクツムなどの別称がある。橙色の花弁に紅色の花脈があります。ヴァリエガツムが、アブチロン属の原種と云われている。
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