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コエビソウ(小海老草)は、キツネノマゴ科の半耐寒性常緑低木。
別称ベルペロネは、ギリシア語のベロス(矢)とペロネ(留め金)に由来しています。雄しべの先端に付く2本のヤクが、留め金につながれた矢のような形にみえます。
■コエビソウ・小海老草
別名:ベロペロネ、鸚鵡草(オウムソウ)ジャスティシアブランデゲアナ、ドレジェレラグッタタ、シュリンププラント(英名)
属性:キツネノマゴ科キツネノマゴ属(ジャステシア属、ベロペロネ属)
花期:6〜12月、四季咲き
原産:メキシコ
備考:昭和6年に観賞用として渡来。
撮影: 冬 東京都文京区神楽坂近辺
名の由来は、赤褐色(せっかしょく)のホウが、茹(ゆ)でた蝦(えび)ように見える事からです。
花のように見えるホウは、葉が鱗状(うろこじょう)に湾曲し、下垂します。
又、ホウは、はじめは淡緑色で徐々に赤褐色になり、花弁は紫紅色の斑点のある白色。
ホウの先へ口唇状に付き、雄しべには黒点が2つあり、蝦の目玉のように見えます。ホウは、種子が散布(サク果)されるまで落ちる事はありません。
草丈50〜100センチの多年草が、木本(もくほん)化する。株幅は50〜80センチ。
葉は対生し、たまご型で3〜7センチ。蝦のようなホウは7〜10センチ、色は赤褐色、白褐色、黄緑色。
コエビソウの自生種は60種類。園芸種ではホウが赤褐色のベルペロネグッタタ、淡黄色のイエロークイーン、葉に白色の斑入りがあるエンジェルキッスなどがあります。
又、ホウが下垂せず、直立する品種も見かけるよになった。
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