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フイリヒイラギ(斑入り柊)はモクセイ科の耐寒性常緑低木。
ヒイラギの名は、葉縁の鋭鋸歯(棘)に触るとヒリヒリと痛む、疼(ひいら)ぐ事に由来しています。
■フイリヒイラギ(斑入り柊)
別名:縞柊(シマヒイラギ)鬼の目突き(オニノメツキ)白斑柊(シロフヒイラギ)柊樹(シュウジュ)木犀(ボクセイ)
属性:モクセイ科モクセイ属
花期:11〜12月
原産:台湾
備考:ヒイラギに比べて、成長は遅い
撮影: 冬 東京都文京区神楽坂近辺
樹高は25〜400センチの縁起木。白色の斑入りの葉は3〜6センチ。濃緑色で光沢があり、葉先に鋭い棘があります。
花弁は芳香のある純白色で、外側に反り返る。初夏のころに、黒紫色実が付く。防犯として生垣や庭木、グランドカバーなどに利用される。
庭の北東(表鬼門)にヒイラギ、南西(裏鬼門)にナンテン(南天)を植えると鬼門除(きもんよ)けになります。又、邪鬼が、ヒイラギの棘(とげ)に突かれ退散したとの伝承がある。
春の節分に、鰯(いわし)の頭をヒイラギの枝に刺して玄関に置く習慣が、現存しています。
フイリヒイラギと同属のモクセイ属の自生種は、日本に6種、アメリカに2種、アジアに20数種あります。
日本の自生種は、リュウキュウモクセイ、シマモクセイ、ヤナギバモクセイ、オオモクセイ、ヤエヤマヒイラギ、ナンゴクモクセイの6種。
ヤナギバモクセイ、オオモクセイ、ナンゴクモクセイは、絶滅危惧種の登録されています。
アジアのウスギモクセイは、準絶滅危惧種に登録。
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