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ホトトギス(杜鵑草)

ホトトギスは、耐寒性の多年生草本(たねんせいそうほん)です。草本は、草の性質をもつ植物の総称(大辞泉参照)で、木化(もっか)しません。ホトトギスは、山野草として人気が高く、お茶席に活ける茶花として鑑賞されます。

■ホトトギス(杜鵑草)
別名:杜鵑、ジャパニーズトードリリー、トードリリー
属性:ユリ科ホトトギス属
花期:初夏〜冬
原産:日本
備考:現在確認されるホトトギスは、日本、台湾、朝鮮半島、ヒマラヤに19種。
日本に13種。内日本固有10種
撮影:冬 東京都文京区神楽坂近辺

ホトトギス(杜鵑草)の画像 ホトトギスの草丈は10〜100センチ。葉は、楕円形で互生。

縦方向の葉脈の上に、しみのような斑(まだら)花径1〜2センチの花弁は、葉腋に、1〜3個付きます。


ホトトギス(杜鵑草)の画像 6枚の花弁基に、3本の距(きょ)と称される突起状があります。

花色は、白色の地に濃紫色の斑点。


ホトトギス(杜鵑草)の画像 ホトトギス(杜鵑草)の名は、花や葉にある紫紅色の斑点が、鳥のほととぎす(不如帰)の模様に似ている事に由来しています。

ほととぎすは、夏の訪れを告げる渡り鳥。ホトトギスの開花時期と同じ頃ですね。


日本に分布するホトトギスは以下の通りです。
01.ホトトギス
02.シロ(白)ホトトギス 花が上向きに咲く
03.ヤマ(山)ホトトギス 中部地方以西に自生
04.ヤマジノ(山路の)ホトトギス
05.シロバナ(白花)ホトトギス
06.セトウチ(瀬戸内)ホトトギス 瀬戸内沿岸に自生
07.タマガワ(玉川)ホトトギス 別称キバナ(黄花)ホトトギス
08.チャボ(矮鶏)ホトトギス 山間の半日日陰地に自生
09.キバナノホトトギス 宮崎県固有種
10.タカクマ(高隈)ホトトギス 鹿児島県大隈地方で発見
11.サツマ(薩摩)ホトトギス 花茎無毛 花は小型 九州に自生
12.イワ(岩)ホトトギス 長野県固有種
13.サガミジョウロウ(相模上臈)ホトトギス 神奈川県丹沢山系
14.スルガジョウロウ(駿河上臈)ホトトギス
15.ジョウロウ(上臈)ホトトギス
16.キイジョウロウ(紀伊上臈)ホトトギス 通称、山里の貴婦人

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