1. HOME
  2. 路上の花インデックス
  3. ヤツデ(八手)

ヤツデ(八手)

ヤツデ(八手)は、ウコギ科の常緑低木です。ヤツデの名は、手のひらを広げたような葉の形状に由来。寒い季節にも落葉することなく、ヤツデの葉は、青々とした姿をしています。

■ヤツデ(八手)
別名:テングノウチワ、テングノテ、オニノテ、八角金盤
属性:ウコギ科ヤツデ属
花期:晩秋〜冬
原産:日本
備考:ヤツデの葉の裂数は、8つではなく奇数裂が多い
撮影: 冬 神奈川県逗子市逗子海岸近辺

ヤツデ(八手)の画像 ヤツデは、古来より末広がりの八にあやかり縁起の良い庭木として親しまれ、先客万来を招くと云われ玄関先や門脇に植えられます。

又、テングノウチワの様な大きく艶のある葉が魔よけ、厄除けになると云われます。


ヤツデ(八手)の画像 寒さが厳しくなる頃、ヤツデは開花します。ヤツデの花は白色で、5弁の小花が集まった球状。果実は、翌年の春に黒色に熟します。


ヤツデ(八手)の画像 日本原産のヤツデを世界に紹介したのは、スウェーデンの植物学者カール・ツンベルクとフィリップ・フランツ・フォン・シーボルトです。

カール・ツンベルクは、江戸時代、10代将軍徳川家治に謁見(えっけん)し多くの蘭学者と交流を持ち、日本植物学の基礎をつくりました。


カール・ツンベルクは、在日した1年間に採集した植物の標本はスウェーデンの大学に現存しています。

ヤツデ(八手)の画像 シーボルトは江戸時代、11代将軍徳川家斉に謁見し在日中に日本の生物を標本や絵図を作成しました。

多くの資料は、オランダの国立自然史博物館に現存します。

日本の植物学の発展に寄与したシーボルトの名は、献名(けんめい・sieboldi、sieboldii)として、学名に記されています。


スポンサードリンク

ページトップへ

サイトMENU

路上の花

スポンサードリンク

Valid XHTML 1.0 Transitional
Valid CSS!

サイトMENU

Copyright (C) 2010-2017 ベランダガーデニング・家庭菜園の実践記. All Rights Reserved.
inserted by FC2 system