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ダリアは、キク科の多年生草本植物の総称。名称のダリアは、植物学者アンデルス・ダールに由来しています。
■ダリア
別名:天竺牡丹(テンジクボタン)
属性:キク科ダリア属
花期:夏〜冬
原産:メキシコ
備考:江戸時代末期に渡来。明治時代末に、第1回ダリア品評会が開催
撮影: 冬 千葉県富津市金谷
ダリアは、メキシコの高原に自生し、メキシコの国花。
19世紀にヨーロッパに広まり、フランス皇后ジョセフィーヌの寵愛を受けたダリアです。
ダリアの品種は、3万種以上と云われます。
花色は、白、ピンク、黄、オレンジ、紫、黒赤、黒紫など。単色だけではなく、ぼかしが入る絞りなどグラデーション(濃い色からパステル色)も豊富。
花弁の大きさも、3センチ以下の極小輪から、30センチ以上のなる超巨大輪と多種多様です。
花の型も多種多彩で、下記のように分類します。
01.一重(シングル)咲き 基本的な咲き方
02.アネモネ咲き 花弁の中心部が大きく発達した丁字咲き
03.コラレット咲き 花弁の中心に短い花弁が咲く
04.デコラテイブ咲き 八重咲き。平たい花弁が花全体に整然と並ぶ
05.カクタス咲き 八重咲き。花弁が管状に細く巻かれる
06.ストレートカクタス咲き 花弁が外側に巻かれ、まっすぐ咲く
07.インカーブドカクタス咲き 花弁が内側の巻かれる
08.セミカクタス咲き 花弁が管状に巻かれず、内側に幅広く咲く
09.ビオニー咲き 花弁が、2〜5重に咲く
10.ポンポン咲き 小輪(3〜10センチ)八重咲き。花弁の先端は丸く、下方は管状
11.ボール咲き 中輪(10〜20センチ)のポンポン咲き
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