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カランコエは、多肉質の葉をもつ多年草。花弁の先が反り返り、星の形をした花形が、愛らしいカランコエです。
■カランコエ
別名:紅弁慶(ベニベンケイ)
属性:ベンケイソウ科カランコエ属
花期:秋〜春
原産:マダガスカル
備考:昭和6年に渡来。
撮影: 春(3月)東京都中央区隅田川近辺
カランコエの草丈は、大きく、矮性種(ワイセイシュ)10〜20センチと高性種(こうせいしゅ)30〜50センチに大別できます。
矮性種とは基本種に対して背の低い小型の種類のことで、高性種とはその逆で背が高くなる種類のことです。
一般的に矮性種は鉢物用に、高性種は切り花に利用されることが多いようですね。
カランコエの特徴はいろいとありますが、なんと言っても葉と花が印象的です。
その特徴を簡単に言うと、葉は茎の一つの節に2枚向かい合ってつく(対生の)光沢のある多肉質で、花は花柄(カヘイ)の先端に4枚の花弁が房状に多数咲くということです。
そしてこのカランコエの花色は、紅色・桃色・橙色・黄色・白色など驚くほどに多彩な色があり、変化に富んだ魅力ある植物です。
また、カランコエは日の長さが短くなると花芽がつき易いので、日照時間を調節すると通年花を楽しむことができます。
さて、カランコエはフランスの探検家がマダガスカルのツァラタナナ山で発見し、ドイツで品種改良された園芸品種です。
学名のプロスフェルディアは、ドイツの植物学者フォン・ポエツニッツに由来しているそうです。
100種以上あると云われるカランコエは花色が豊富なだけではなく、花弁の咲き方が一重咲き、八重咲きであったり、葉が、斑入りや紅葉葉の種などバラエティーに富んでいます。
マダガスカル島を中心にアフリカなどの熱帯地方に広く自生しているカランコエですが、日本でも鹿児島から沖縄の南西諸島に自生しているそうです。
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