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アゲラタムは、キク科の一年草です。ポンポンのようなかわいい花が、かわいいですね。
自生種は多年草ですが、寒さと乾燥に弱いアゲラタムは、日本では越冬できません。
アゲラタムの名は、ギリシア語で老いを知らない、古びないと意味。花色が長期間、色褪(あ)せないことや花期が長いことに由来しています。
■アゲラタム
別名:オオカッコウアザミ(大郭公薊)ムラサキカッコウアザミ(紫郭公薊)
属性:キク科カッコウアザミ属
花期:春〜秋
原産:メキシコ
備考:明治20年頃に渡来
撮影: 春(3月)東京都中央区隅田川近辺
アゲラタムの草丈は15〜60センチ、横幅は20〜40センチ。
葉は、シソ科のカッコウ(薬草)の葉に似た卵形のような円形で、対生に付きます。
花は、アザミに似て、花弁は針状の小花を集めて、花房状に咲き、 花色は薄紫色のほか、青紫色、桃色、白色など。
が、アゲラタムと云うと紫色や青紫色のイメージですね。
花壇などで多く見かけられるアゲラタムは、メキシコ原産のホウストニアヌムと称される園芸種。
アゲラタムの原種は、熱帯アメリカ各地に40〜50種あります。
日本では、ホウストニナヌムのほかコニゾイデスと言う園芸種が、帰化しています。
コニゾイデスは、ホウストニアヌムよりもはやく、明治時代初期に渡来。 メキシコから、イギリス、オランダを経由して日本へ。 残念ながら、ホウストニナヌムとコニゾイデスの見分け方がわかりません。
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