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シンビジウムはラン科シンビジウム属の総称で東洋蘭と区別するため、洋ランの園芸種を指す場合にはシンビジウムの名を使うことが多々見られます。
■シンビジウム
別名:シンビデューム、西洋ラン
属性:ラン科シンビジウム属
花期:冬〜春
原産:東南アジア
備考:明治18年、欧州より渡来
撮影: 春(3月)東京都中央区隅田川近辺
一般にシンビジウムは栽培が困難ですが、このシンビジウムはビギナーにも栽培が易しい洋ランで、夏は戸外で半日陰に、冬は日当たりの良い場所で栽培するだけと、とっても簡単です。
また、園芸品種も多くあり初夏に開花する品種もあります。
人気が高いシンビジウムは贈答用としてとても重宝されていて、年末のギフト商品カタログには、必ずといって良いほどシンビジウムが掲載しています。
シンビジウムの鉢植えは本当に美しいですね。
花茎が伸び、数輪から数十輪の花を付け、葉はスラッとした佇まいで、花と葉のバランスが絶妙で、贈り物とにしないで、自宅に飾りたい!!です(笑)
シンビジウムが愛されるのは、寒さに強いこともあげられます。
凍らなければ枯れる事はなく2〜3℃でも花は傷みませんから、写真のように都心の凍らない土では、きれいに花が咲きます。
でも、シンビジウムの人気があるのは、花色が豊富だからかも知れませんね。紅色、桃色、橙色、黄色、緑色、白色などラン特有の色彩を十分楽しめます。
処で、今でこそシンビジウムは一般家庭や路地でも見かけられるようになしりましたが、「シンビジウム2鉢あれば、家が建つ」と云われたこともあったようです。
その昔、トルコではチューリップの球根ひとつで国が買えたともいったそうです。
花の魅力には、庶民には伺い知れない世界があるのですね。
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