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エニシダは、マメ科の常緑低木。
春のシンボルツリー「エニシダ」の枝は、魔女が空を飛ぶ際に使うアイテム、箒(ホウキ)に使われている事で有名です(笑)魔女の宅急便「キキ」の箒も、エニシダで出来ていたのですね。
■エニシダ(金雀児・金雀枝)
別名:エニスタ、エニスダ、ヘニスタ、ゲニスタ
属性:マメ科エニシダ属
花期:春〜初夏
原産:地中海沿岸に自生し、欧州、北米、豪州など世界各地に帰化し分布。
備考:日本に渡来したのは、過去2回。 初回は江戸時代延宝年間に観賞用として渡来。時代が下がり、明治時代に砂防地植栽を目的に再度、渡来しました。
撮影: 春(3月)東京都中央区隅田川近辺
エニシダの画像 エニシダは、樹高が1メートル50センチから3メートルの落葉低木。
濃緑色の弓なりの細い枝がしだれ、3枚の小葉に分かれた葉が密生しています。
枝を覆うほどの鮮やかな花が春に咲きます。
蝶形花(ちょうけいか)の明るい黄色い花は、夏の頃、エンドウのような豆の莢(さや)になります。
莢の中には多数の種子が入っています。
熟した莢は黒褐色になり、破裂し種子を遠くへ飛ばします。
10メートル以上も飛んだと言う記録があるとか。エニシダの種子、恐るべしですね。
+処で、日本の春を彩るエニシダは黄色の花が定番ですが、盆栽などには白色もあるようです。
まだ、白色のエニシダを見かけた事はないのが、とても残念です。
欧州などでは、交配種に桃色、紅色、桃色、橙色をはじめ牡丹色や黄褐色などの多彩な園芸種があるそうです。
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