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ユキヤナギは、バラ科の落葉低木。 満開のユキヤナギは、まるで白い雪に覆われているようです。 ユキヤナギの名は、雪が積もったように咲く白一色、小さい多数の花と葉の形がヤナギに似ていることに由来しています。
■ユキヤナギ(雪柳)
別名:コゴメバナ(小米花)コゴメヤナギ(小米柳)
属性:バラ科シモツケ属
花期:春
原産:日本
備考:自生種は石川県など地域的に絶滅危惧に指定
撮影: 春(3月)東京都中央区隅田川近辺
キヤナギの枝は地際から弓なりに伸び、白色の小さな花が密集して穂状に付きます。
古来より庭木や生け花の花材に利用され、樹高は1〜1、5メートルの株立ち。
葉は細長く両端は尖り、葉の縁には鋸歯(キョシ)があり、柳の葉に似ています。
白色の5弁花は、花径がわずか5ミリメートルで、夏に実(種子)が袋果(タイカ)になり、秋に熟すると裂開(レッカイ)します。
ユキヤナギは生育に勢いがあり、霜に当たっても枯れない耐寒性を持つ強健な低木。
さすが日本原産のユキヤナギ、日本の気候に順応していますね。
同じバラ科の桜が開花するまでの春先に、ユキヤナギは春の訪れを教えてくれます。
日本古来より愛さるユキヤナギは、室町時代に庭柳として紹介され、栽培種が、野生化して自生種になりました。
白一色のユキヤナギですが、花弁が桃色の園芸種が品種改良により出来たそうです。
多彩なユキヤナギを楽しめるようになると益々、春が待ち遠しくなりますね。
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