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コギク(小菊)はキク科の秋に咲く、日が短くなると開花する短日性植物です。 春の花の代名詞がサクラならば、キクは秋の花の代名詞。 コギクは100を超える品種があり、栽培菊は夏のお盆や秋のお彼岸に人気があります。 又、開花する季節により分類され、夏菊、秋菊、冬菊などです
■コギク(小菊)
別名:小菊(コギク)、家菊(イエギク)
属性:キク科キク属
花期:10月〜11月
原産:中国
備考:花の直径が1〜3センチ
撮影: 秋 東京都中央区隅田川近辺
キクは奈良時代に中国より渡来し、帰化した多年草で、日本全国に350〜370種あると云われている。
コギク(小菊)は、お茶席などで携帯する懐紙、小さな和紙の名に使われています。 懐紙は、楮(こうぞ)を原料とした和紙を懐中に入る大きさにし、束ねられたものです。
花のコギク(小菊)は、盆栽や菊人形(菊細工)などに使われる盆栽菊や懸崖菊があります。 小菊の盆栽は、主幹(しゅかん)を下向きの伸ばしてつくる(鉢から垂れ下がった)「懸崖(けんがい)仕立て」が有名。 懸崖仕立てのコギクは、頂芽を摘み取る摘心(てきしん)・ピンチにより、蒲鉾状に隙間無く開花させます。 菊人形(菊細工)は菊の枝を曲げ、花や葉などで人形の衣装などに仕立て作られる。
コギク(小菊)は、挿し芽により栽培。 挿し芽の時期は開花時期を決め、逆算して計画します。 コギクが定植してから開花までの日数は、およそ100〜120日。 挿し芽は、花色が鮮やかで、病害虫の付いていないコギク(親株)を選ぶのが大切ですね。
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