ベランダガーデニング・ハイドロカルチャー・家庭菜園の実践記|路上の花、ストレチア

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ストレチア

ストレチアは、ゴクラクチョウカ科（３種７属）の半耐寒性常緑多年草です。

１７７３年（日本では１０代将軍徳川家治の時代）にマッソン（英国のプラントハンター）が発見し、英国王立植物園キューガーデンに移植。

■ストレチア
別名：極楽鳥花、バードオブパラダイス、ストレチアレギーネ、クレインフラワー、鶴望蘭
属性：ゴクラクチョウカ科ゴクラクチョウカ属
花期：５～１２月
原産：南アフリカ、ケープタウン
備考：明治５年に渡来。日本園芸会副会長・田中芳男が、上野博物館で培養後、小石川植物園に寄贈。
撮影：冬　鹿児島県肝属郡錦江町付近

ストレチアの画像草丈は、６０～２００センチ。長い茎に見えるのは葉柄で、無茎です。葉は４０センチ幅１５センチ。葉質は厚く長楕円状倒被針形。

花径は１５～２０センチ。花茎先端、紅みががった緑色のホウの中に、橙色の嘴（くちばし）状のガク３枚と青色の花弁が付く。

橙色と青色は、相乗効果のある補色調和と云われ、超目立つ色の組み合わせです

ストレチアの画像ストレチアの別称バードオブパラダイスは、ニューギニアにいる美しい飾り羽をもつ風鳥（ふうちょう）の総称で、和名で極楽鳥と訳す。

極楽鳥花は、極楽鳥のように美しい花の意味です。

ストレチアの画像ゴクラクチョウカ属は、南アフリカに５種自生しています。

オウギバショウモドキ、シロゴクラクチョウカ、ルリゴクラクチョウカ、オーガスタ、ゴクラクチョウカ。

ストレチアの画像南アフリカから届けられた花を見て、英国王が大変お喜びになり、国王妃に縁（ゆかり）のある名を付けました。

学名のストレチアレギーネは、英国王ジョージ３世妃の実家ストレリッツとラテン語で王妃の（レギーネ）に由来しています。

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