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ツワブキはキク科の常緑性多年草。ツワブキの名は、艶(つや)のある葉のフキ、ツヤバフキが転じたと云われる。 漢字で石蕗と記されるのは、ツワブキが岩場や石の間に育つ事に由来しています。
■ツワブキ(石蕗)
別名:イシブキ、ツワ、ちぃぱっぱ、タクゴ
属性:キク科キク亜科ツワブキ属
花期:10〜12月
原産:日本、中国、台湾、東アジア
撮影: 秋 東京都中央区隅田川近辺
ツワブキの草丈は10〜100センチ。根茎は太く、根から出ているかのよう見える葉を数枚出す。葉の平面的な部分は厚く腎形(じんけい、じんぞうのかたち)で上面は深緑色で艶がある。
又、深緑色の葉に黄色の斑入りや白色の斑入り、小型のツワブキもある。黄色の斑入りは、京都の日本庭園などで見かけられます。株幅は30〜80センチ。
花茎は50〜80センチで花序は主軸が短く、主軸より長い柄をもった花が間を詰めたロゼット状につく。頭花は40〜70つき、舌状花が10位咲き、残りは筒状花になる。開花径は4〜5センチ、花色は黄色。
ツワブキの果実はタンポポのような綿毛(痩果・そうか)で長さ5〜7ミリで毛が密集している。痩果の先端部は褐色で長さ8〜11ミリ。
ツワブキは観賞用として庭などで栽培されているが、腫れ物、湿疹、切り傷などの民間療法にも使用されている。ツワブキの茎と葉には解毒、排膿作用がある
又、春先新芽のツワブキの葉柄は灰汁(あく)が少なく食用となる。ツワブキを佃煮のように醤油で煮詰めるとフキ独特の苦味のあるキャラブキがつくれます。
葉に白色の斑入りがある品種名は、銀月、浮雲。黄色の斑入りがある品種名は、金環、満点の星、天の川などがあります。
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