スポンサードリンク
ポインセチアは、トウダイグサ(灯台草)科の熱帯性の常緑低木です。
名称のポインセチアは、1825年にメキシコ駐在大使であり、優秀な植物学者であったポインセットに由来。
メキシコの宗教行事に欠かせなかったポインセチアを母国アメリカに紹介しました。
■ポインセチア
別名:猩猩木(ショウジョウボク)ノーチェ・ブエナ(聖夜)
属性:トウダイグサ科トウダイグサ属
花期:11〜12月
原産:メキシコ
備考:明治時代に渡来し、帰化。
別称の猩猩(ショウジョウ)は、御酒が好きな伝説上の動物。
又、オランウータンの中国名。
撮影: 冬 鹿児島県肝属郡錦江町付近
ポインセチアは苞葉(ホウヨウ)を紅葉させ、クリスマスの花として彩りを添えます。
冬に花を咲かせるために、短日処理を施します。クリスマスの花として、紅葉した苞葉の赤色と緑色の葉のコントラストを楽しみます。
苞葉は、紅葉させると赤色になりますが、白色、クリーム色、紅白色の大理石模様、紫色など品種改良された園芸種があります。
鉢植えのイメージがあるポインセチアですが、南九州では、庭木や街路樹などとして植樹。自生したポインセチアの高さは、3〜5メートル。
ポインセチアの名所、宮崎県堀切峠では、5万本以上のポインセチアが群植し沿道を飾ります。
ポインセチアは、鮮やかな紅い花と云はれますが、花びらはありません。
花茎先端に雌しべなどが密集して出来た苞(ホウ)と葉の形をした苞葉(ホウヨウ)が花に見えます。
スポンサードリンク
スポンサードリンク